北九州市中小企業省エネ設備普及モデル事業の概要
(2010.8.10)
(モデル事業の開始)
本市は、これまで、北九州グリーンフロンティアプランに沿って、太陽光発電の導入や八幡東田スマートコミュニティ構想推進事業など様々なプロジェクトを推し進めています。
そしてこの度、様々な環境ビジネスに挑戦している本市において、「中小企業省エネ設備普及モデル事業」という新たな仕組みを開始することとなりましたので発表させていただきます。
(事業目的と概要)
これまで、中小企業の省エネ設備導入は、資金不足、経営上優先順位の低さなどのため、なかなか進んでなかったのが現状です。
そこで今回、市内中小企業を対象に省エネ設備導入のワンストップ体制や、ファイナンス制度などを構築し、総合的な省エネサービスを提供することで低炭素社会の実現を目指すものです。
事業の流れとしては、
@まず、北九州商工会議所で「無料省エネ診断」を行います。
つまり、各企業のエネルギー消費の棚卸しをします。
A次に、省エネ診断の結果により、「省エネ改修」を希望する企業には、詳細診断、事業設計を行い、
Bファイナンスは、三菱UFJリース蒲lが、設備設計・改修工事は、市内の工事業者が行います。
Cそして、省エネ設備を導入したことによる「成果検証」を行うものです。
(運営・実施体制)
この事業の実施体制としては、本年2月に設立しました「北九州市環境産業推進会議」の下部組織に「北九州市中小企業省エネ設備普及モデル事業推進会」を設置し、その会長には、活タ川電機様にお願いしております。
行政、商工会議所、産業界、金融機関が連携して包括的な省エネサービスを提供するのは、全国でも初の取組みとなります。
(事業展開)
今年度については、別紙のとおり、モデル事業所として15社の企業が手を挙げていただきました。今後、省エネ設備の詳細設計・省エネ設備導入・成果検証を行ってまいります。
平成23年度からは、この取組みの成果を基に、省エネ設備導入の拡大を目指してまいります。
(環境の産業化)
そして、この事業が拡大していくことにより、設計・施工にあたり地元企業が新たな環境ビジネスに参画できるチャンスが拡がるものと期待しています。
さらに、こうした取組みが、環境という付加価値を市内産業にしっかり組み込んでいく、いわゆる“環境の産業化”を図ることとなり、低炭素社会づくりの中で生まれる新たな環境ビジネスに繋げていきたいと考えています。
最後に、
私ども北九州市と北九州商工会議所、地元産業界、金融業界等が“情報を共有し、共に考え、共に行動する”新たな取組みとして、横の連携による活動を大切に進めてまいりたいと考えています。